赤れんが博物館

舞鶴にある赤れん博物館はもとは明治36年の旧舞鶴海軍兵器厰魚形水雷庫、現存する我が国最古のレンガ建築物です。

2007年07月31日(Tue)
赤れんが博物館
赤れんが博物館ワールドブリックミュージアム、舞鶴にある赤れんが博物館を訪れました。
舞鶴市には明治34年の旧海軍舞鶴鎮守府の開庁に伴い、海軍が建設した赤れんがの建物が多く残されています。 赤れんが博物館この博物館もその一つで、1903年(明治36年)に旧海軍の魚雷庫として建てられたレンガ造りの建物を戦争が終わった現在はレンガのテーマパークとして利用しています。 赤れんが博物館一階部分は世界のレンガの歴史と世界四大文明の遺跡や、万里の長城など建造物のレンガを展示。フォロロマーノやサンピエトロ大聖堂、倫敦ブリッジなど世界遺産ばかり並んでいました。 赤れんが博物館古くはインダス文明のモヘンジョ・ダロやエジプト文明から新しくはドイツのアウシュビッツ収容所やベルリンの壁まで一見同じように見えても各国で独自の進化、独自の積み方を遂げているのが一目でわかります。 赤れんが博物館木造王国、日本へはれんがは、中国大陸から伝わりました。当初は、仏教関連の建築材料として使用も明治・大正にかけて欧風文化の影響を受け、日本国内で様々なれんが建造物が建築されるようになりました。

日本の東京駅が、オランダのアムステルダム駅をモデルにして建造されたということは御存知の通りです。東京駅でもアムステルダム駅と同じように赤れんがが使用されました。 赤れんが博物館 二階展示室には日本にある明治時代の赤れんが建築がそこで使われているレンガとともに紹介されており、京都のは三つ紹介を受けていました。 赤れんが博物館琵琶湖疎水 水路閣。 まず京都で明治時代の赤レンガ建築と言えばこれでしょう。

千年の都がおかれていた京都ですが、明治維新になると首都が東京に移されます。このままでは京都の活力が失われることを危惧した京都の町が近代化の原動力にと建設したのが琵琶湖疎水という運河でした。滋賀県の琵琶湖から水をひいた疎水は、今でも水力発電や水道用水として利用されています。 赤れんが博物館同志社 礼拝堂。

近代日本を代表する日本人の1人、新島襄がキリスト者として自らの信念に基づいて開学した学者が同志社でした。彼は日記にれんがは泉南で焼かれた物が最も良いと残しています。そのレンガを用いて作られた代表格が同志社礼拝堂です。そのれんがには十字架の刻印が入っている物もあります。 赤れんが博物館京都 中京郵便局。

京都は日本を代表する古都ですが、反面もっとも近代化に積極的な都市でもありました。このため数多くの伝統建築がならぶ市街地に、全く新しい赤れんがの建物が入り込んでくることがありました。この建物は旧京都郵便電信局として建てられましたが、1978年昭和53年、保存改修工事が行われ、現在に至っています。 赤れんが博物館もっとも目線を日本海の向こうにむけると日本軍が旧満州に残してきたレンガ建築にも素晴らしい物が多いです。 赤れんが博物館満鉄本社ビル。長春、大連、台湾、韓国など支配が及ぶところには本土にもないような巨大建造物が残され、あるものはすでに破壊されました。 赤れんが博物館また館内にはレンガの製法と一緒にホフマン窯ことホフマン式輪窯が再現されています。 赤れんが博物館 よく京都新聞に取り壊し云々がいわれているホフマン窯は赤レンガの町 舞鶴を語る上でなくてはならないものです。
舞鶴市西神崎にある神崎煉瓦ホフマン式輪窯ももとは1897年に、舞鶴軍港建設に必要なれんがを登り窯で焼いたのが始まりです。 赤れんが博物館ホフマン窯とは  リング状の窯で輪環窯ともいい、隣接する焼成室に火を順次周回させて焼成しますので、鎮火のロスを防ぎ、大量のれんがを連続して焼き続けることができます。ドイツ人のホフマンという人が考案したのでこの名がつけられています。

 ホフマン窯は、昭和30年頃には全国で57基を数え、月間焼成能力は2000万個をこえるほどでした。しかし、その後、現在のれんが製造の主流となっているトンネル窯が普及し、今日わが国では全国で4基しかありません。 赤れんが博物館赤れんがは人間の身近にある「土」を使って作ることができるため、世界各地で最も古くから使われてきた建築材料です。

ここまで見ると和風洋風そのどちらがいいのか悩みます。
日本の四季の温度や湿度に適応した木造建築も確かに良いですが、風雪を経たレンガは重厚で独特の古色がもつ雰囲気をかもし出していました。

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