御香宮神社−伏見の御香水−

京の名水、御香水で有名な御香宮神社を早朝訪れました。

2007年07月03日(Tue)
御香宮神社−伏見の御香水−
御香宮神社−京の名水−地元の人には御香の宮の名で親しまれている伏見の御香宮神社へ早朝詣でました。(表門は伏見城の大手門の遺構を水戸藩祖徳川頼房が寄進したもので、重要文化財) 御香宮神社−京の名水−この御香宮神社、当初は「御諸(みもろ)神社」と称していたのだそうです。
平安時代に境内から良い香りの水が湧き出て、飲めばたちどころに病も治ったことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜り改名されました。

ご存じかと思いますが、このあたりは御香宮に限らず、地下水が豊富で古くは「伏水(ふしみ)」とも呼ばれ今も酒蔵が多いです。 御香宮神社−京の名水−御香宮神社の神紋(社紋)。桃にも見えますがはっきりと解りません。 御香宮神社−京の名水−境内には伏見城跡残石が今なおごろごろと転がっていました。 御香宮神社−京の名水
−境内の道真公を祀る末社、桃山天満宮。 ここにも幕末の「伏見の戦い跡」の碑があります。慶応四年一月、御香宮から南へ少しの所にあった伏見奉行所には土方歳三らの新撰組、林権助らの会津藩士、そして久保田備中守らの伝習隊などが陣を構えていました。 御香宮神社−京の名水−室町時代、御香宮神社も応仁の乱で荒廃しましたが豊臣秀吉が社領を与え、ここを伏見城の守り神としました。

さらに江戸時代に入っても徳川家康らが伏見城の建物を移築したことから、豊臣家と徳川家どちらにもつながりが深く、境内には豊国社と東照宮が併設された珍しい神社です。 御香宮神社−京の名水−御香宮神社の拝殿へ参ります。近年修復され、桃山文化の豪壮華麗な極彩色が復元されました。 御香宮神社−京の名水−接写した写真は載せませんが、よく見ると琴高仙人、鯉の滝登りが彫刻され、伏見城御車寄の拝領ではないかと疑われたのもなる程の豪華さです。 御香宮神社−京の名水−本殿への廊下です。この先に390年ぶりに修復された狩野派の極彩色の壁画のある本殿があります。本殿は安産と子育ての神様「神功皇后」をお祀りしています。 御香宮神社−京の名水−あちらこちらに大手酒造メーカーの酒樽が寄進されています。 御香宮神社−京の名水−歴史を感じさせる絵馬堂や神馬堂もあり。社務所の奥には小堀遠州ゆかりの枯山水の庭があります。 御香宮神社−京の名水−大きな能舞台は神能奉納に使われます。また10月の伏見祭とも呼ばれる神幸祭は、伏見九郷の総鎮守の祭礼で洛南随一の大祭です。 御香宮神社−京の名水−最後に本殿左手に涌く御香水です。御香水は伏見の酒にも欠かせない超軟水で、昔から灘の辛口男酒に対し、伏見の酒は甘口女酒と言われています。

いまなおこんこんと湧き出る御香水には誰彼と無くひっきりなしに水を汲みに来られていました。

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