京都国立博物館 西の庭

京都国立博物館には屋内に止まらず、庭園内に石造遺品などを展示されているのをご存じですか?それを歩いて廻った続きです。




2007年02月05日(Mon)
京都国立博物館 西の庭
京都国立博物館西の庭京都国立博物館には屋内に止まらず、庭園内に石造遺品などを展示されているのをご存じですか?それを歩いて廻った続きです。 馬町十三重石塔 南門から入ってすぐに建っている馬町十三重石塔です。

13世紀 鎌倉時代のもので、ここから500m北東、馬町の路地裏にもともとあったものだとか。
塚の上に南北に並んで立ち、源義経の家人、佐藤継信、忠信兄弟の墓と伝わっています。南塔には鎌倉時代後期、永仁3年(1295年)の銘文が刻まれているそうです。 石造大日如来像 石造大日如来像。

両手をおなかの前で重ねるのは胎蔵界の大日如来の特徴です。穏やかな彫り具合から平安時代後期の作と判断されています。もとは革堂、行願寺にあったものをここへ移されました。 石燈籠 二つの石燈籠。

どちらも鎌倉時代のもので、雲岩寺と舞鶴城址から伝来したものだそうです。 京都国立博物館 ロダンの像 続きはロータリーを廻って博物館の南西方面へ 金銅八角燈籠複製 奈良 東大寺にある金銅八角燈籠複製です。

大仏殿前にある本物は天平最古のもの、火ぶくろの扉に音声菩薩という天女像をすかし彫り。奈良時代の代表的な工芸品として、国宝に指定されています。 山城・丹波国境標示脊柱 山城・丹波国境標示脊柱。

江戸時代のモノで、もとは京都の西の出入り口、老ノ坂峠に置かれていた石柱です。 方広寺大仏殿所用鉄輪 方広寺大仏殿所用鉄輪。

豊臣秀吉の方広寺大仏殿の建築部材として使われました。巨大な建築物を支える太い柱をこの鉄の輪で固定。 方広寺大仏殿敷石方広寺大仏殿敷石。

桃山時代秀吉の手でこの地に建てられた大仏殿の敷石です。 東海道車石東海道車石。

車石とは江戸時代、輪石とよばれ、牛馬道の通行の便を良くするために、レールのように二列、道に敷かれていた凹状の石材のことだそうです。京都では東海道以外にも旧竹田街道沿いにもあったとか。 礎石京都国立博物館本館の敷地西南隅から出土した礎石です。 礎石 奈良市佐紀町で出土した奈良時代の礎石です。 家形石棺家形石棺は古墳時代後期、6世紀頃に作られた石の棺です。横穴式石室に納められていたのだそうです。小型石棺なので子供用だそうです。 石造地蔵菩薩坐像石造地蔵菩薩坐像は鎌倉時代のもの。 石造不動明王像石造不動明王像は室町時代作としか伝わっていません。 五条大橋 橋脚 桁五条大橋 橋脚 桁。

天正十七年(1589)、豊臣秀吉が鴨川に架けた大橋の橋脚です。 五条大橋 橋脚 桁 表面に刻されている「津国御影(つのくにみかげ)」の四文字から兵庫のの御影からはるばる運ばれてきたことがわかります。 三条大橋のものも混じっています。 礎石 小さな水たまりの出来た巨石も円形の輪っか跡から礎石とわかります。 石燈籠 鎌倉時代の石燈籠です。仏像を安置する仏堂の正面を照らしていた石燈籠としか解っていません。 キリシタン墓碑 キリシタン墓碑。

慶長年間に作られたキリシタン信徒の墓碑で、ほとんどが江戸時代に破壊され、少ししか残っていないのだそうです。石碑の正面には十字架・IHS(イエスは人類救済者という意味のラテン語)・西暦年号、洗礼名などが刻まれています。 石造阿弥陀三尊像 石造阿弥陀三尊像。

阿弥陀如来を中心に、観音菩薩と勢至菩薩を彫ってあります。平安時代後期、死後に阿弥陀の世界へ行くことをひたすら願う浄土教が流行し、多数作られました。これと似たものが安楽寿院にもあります。 京都国立博物館 正門最後は重要文化財 京都国立博物館 正門 です。(中から撮りました) 京都国立博物館いかがでしたか?展示作品を鑑賞した後は庭園の風景とともにゆっくりこれらを散策して見るのもいいかも知れません。

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