日吉大社 −京都人の滋賀 坂本散策−

比叡山の東麓、延暦寺の門前町でもある坂本に鎮座する巨大な日吉大社へ紅葉狩りに行ってきました。

2006年11月19日(Sun)
日吉大社 −京都人の滋賀 坂本散策−
日吉大社 比叡山の東麓、延暦寺の門前町でもある坂本に鎮座する巨大な日吉大社へ紅葉狩りに行ってきました。 日吉大社 この日吉大社、だいたいのかたは「ひよし」と発音しますが、古くは「日枝」「稗叡」「比叡」等と表記し、本来は「ひえたいしゃ」と呼ぶのが正しい読み方なんです。

全国に3800ある日吉・日枝神社の分霊社の総本宮です。 京都御苑猿ヶ辻 京都ともつながりが深く、平安京の表鬼門を守る方除・厄除の神社として有名で、日吉大神の使いである神猿は「マサル」と呼ばれ、「魔去る」「勝る」に通じて縁起の良いものと信仰されています。 日吉大社日吉大社は神道ですが、伝教大師が比叡山に天台宗の延暦寺を建立し開宗されると、天台宗の護法神、あるいは伽藍神として仏教とも深い関係を持ちます。

天台宗(比叡山延暦寺)の護法神、加護神としても日吉大社は祀られています。

霊峰比叡を背にして鬱蒼と茂る神域には数多くの社殿が鎮座しております。その数はなんと108社にもなるんだそうです。 日吉大社 広大な境内は紅葉の木が3000本。 日吉大社ちょうど、見頃を迎えていました。 求法寺走井元三大師堂です。 日吉大社大宮橋 受付から西本宮への参道にある大宮橋です。天正年間(1573〜1592年)に豊臣秀吉が寄進したもので、もとは木橋であったものが、寛文6年(1669年)に石橋に作り替えたといわれています。 日吉大社・大宮橋大宮橋からみた紅葉。 日吉大社 参道はいくつもあり、こちらは西本宮への参道です。 日吉大社向こうの方に山王鳥居が見えてきました。 日吉大社山王鳥居 山王鳥居です。この山王鳥居ですが、独特の形状をしており、笠木の上に破風を組み中央に束があります。どこか猿の顔にもよく似ている気がします。 日吉大社山王霊石とも呼ばれる祇園石です。祇園の神が鎮座する磐境(いわさか)とされています。また、この石は眼病に霊験があると伝えられてます。 日吉大社西本宮参道には本物の猿がいます。 神猿と書いて「まさる」と呼びます。

猿は日吉大神の神使いであり、「魔が去る・何よりも勝る」として縁起の良いものとされています。 京都でもこの神猿により厄魔は退散し開運招福、一家は益々繁栄すると信仰されています。 日吉大社 神馬舎です。山王祭の時に使われます。 日吉大社西本宮楼門です。 入母屋造り、檜皮葺の楼門は東本宮のものに比べて一回り大きいと云われています。建造は天正14年(1586年)。

言い忘れましたが、日吉大社の建造物群は織田信長の比叡山焼き討ちによって焼失後の再建ですがそれでも東本宮、西本宮共に本殿は国宝、その他社殿17棟と神輿7基、又、石橋はいずれも重要文化財に指定されています。 日吉大社 社伝によれば西本宮は天智天皇の創祀と伝え、天智天皇の大津京遷都に伴い大和の三輪山の神を勧請したものとされています。貞観元年(859)には、従二位大比叡神(西本宮祭神)に正二位、従五位下小比叡神(東本宮祭神)に従五位上が奉授されています。 日吉大社西本宮拝殿です。重要文化財の西本宮拝殿は天正14年(1586年)に建造。吹きさらしの舞殿形式で、お祓い、祈祷などの神事がここで行われる他、山王祭では山王七社の神輿が全てここに安置され、延暦寺僧侶が法華八講を厳修、三王礼拝講(さんのうらいはいこう)にも使われています。 日吉大社国宝に指定されている日吉大社 西本宮本殿です。 西本宮本殿は日吉大社の山王七社(西本宮、東本宮、宇佐宮、牛尾宮、白山宮、樹下宮、三宮宮)の中で最も格が高いとされています。 日吉大社 屋根の庇が前面と両側面の三面にだけで、背面の屋根が切れた独特の形は日吉造(聖帝造)と言い、日吉大社だけに見られる独特の形式です。 天正14年(1586年)に建造。 日吉大社 西隣の日吉大社摂社の宇佐宮本殿です。慶長3年(1598年)に建造。 日吉大社摂社白山授神社本殿です。 日吉大社 牛尾宮、三宮宮は八王子山の上にあり、遠いので今回は遠慮しました。 日吉大社 日吉大社神輿庫では重要文化財の日本最古にして最大の山王神輿が7基公開されていました。色あせた神輿は桃山時代造。全国の神輿は山王神輿が基になっているんだそうです。 日吉大社 最後に訪れたのは日吉大社 東本宮です。 こちらは日吉大社摂社樹下神社本殿です。 日吉大社 東本宮本殿は西本宮本殿と全く同じ造りです。そちらから振り返って東本宮の楼門を撮りました。 日吉大社東本宮本殿横には亀井霊水と呼ばれている湧き水がでる井戸があります。 日吉大社日吉大社(ひえたいしゃ)には 興味深い穴太衆(あのうしゅう)積み、もしくは穴太積み(あのうつみ)の石垣や猿の屋根瓦など見所が多く、またぜひゆっくり訪れたいと思います。


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