与し三作秋の野抹茶碗

秋らしい清水焼茶道具窯元与し三作の秋の絵柄の抹茶碗を紹介します。




2006年09月02日(Sat)
与し三作秋の野抹茶碗
清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 秋らしい絵柄の清水焼の抹茶碗を紹介します。五条坂の茶道具窯元与し三作の抹茶碗「秋の野」です。

素直な朝顔形の形状の正面には秋の野草が描かれています。描かれた草花は桔梗、女郎花、撫子、藤袴、ススキでしょうか。いずれも秋の七草で、万葉集にも詠まれる日本人にとって馴染み深い山野辺の花です。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 抹茶碗の形状は幾分腰張りの朝顔形で、飲み口はあえて手作りの風合いを活かしてわずか上下に五山のように凹凸をつけてあります。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 少しガサガサとカセた感じの風合いが特徴です。ツヤの抑えた表面に描かれた草花はすべて上絵付けです。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 ザックリと描いた、日本画のような写実を追わない絵付けはこの茶碗の風合いに良く映えています。赤、青、黄色、すべて渋い色合いに故意に抑えてあります。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 写真は抹茶碗の見込みの様子です。白泥が不均一にかかり、茶だまりは肌色の素地の風合いを残しています。飲み口に描かれたススキや藤袴は正面から見たときに外側の絵との遠近感が出る目的も兼ねています。

シンプルな正円の口縁は乾山風を踏襲して黒く鉄錆が巻かれています。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 高台回りの雰囲気です。一目で与し三作と解る作りで5ヶ所の目跡、深い釘彫のような渦巻高台が特徴です。

目跡とは昔の陶工がたくさん焼こうと重ね焼きしたときに下のお茶碗と引っ付かないように噛ませる土の跡のことで、近年はあえて茶碗の景色として重ね焼きしなくとも意図的に付けている人も多いです。 清水焼茶道具窯元与し三作の秋の野抹茶碗 日本の秋の原野が描かれた抹茶碗。ぜひ、この抹茶碗「秋の野」で文字通り、静かに深まる秋の時間を、四季折々の自然の風景とともに感じてください。
与し三作秋の野抹茶碗 24,000円  購入数


陶歴
吉峯窯 四代目
     浅見 与し三
初代・与し三は大正元年父・与之助(二代五郎助の次男)より分家して五条坂にて開窯

昭和三十六年五条坂に生まれる
父(二代目)叔父(三代目)の許、作陶を修行し平成四年四代目 襲名
平成七年大徳寺塔頭瑞峯院前田 昌道老師より
吉峯窯の窯名を賜る



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