利休七種写し『大黒』
昭楽作利休七種茶碗写しのひとつ『大黒』を紹介します。
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2006年04月29日(Sat)
利休七種写し『大黒』
![]() 楽家の長次郎が作ったなかでも銘品の誉れ高い長次郎七種茶碗の1つ、大黒(おおぐろ)を紹介します。有名な長次郎七種茶碗ですが、利休とゆかりがあったことから、利休七種とも呼び、それぞれに利休と深い関わりを持ち、利休逸話を与えられています。 七種は黒楽が大黒、東陽坊、鉢開の三種、赤楽が検校、臨済、早船、木守の四種からなります。 ![]() 本作は楽焼窯元佐々木昭楽作の写しで、本物は完品で現存しており、重文にもなっています。名前の由来は失われた小黒に対して大ぶりなため大黒と名付けたとされ単純です。 ![]() 形状は腰を丸く張り、口部をわずかに内へ抱え込む独特の半筒型です。本物は写しとは違い、大黒といっても漆黒ではなく、内側は茶色くカセており、外側は茶と黒の肩身替わりや釉のブクった跡があります。 ![]() この写しの茶だまりには篦を細かく動かした跡が残っています。これは本物にはありませんが薄作りな胎土に似せるため削りこんだのでしょう。 ![]() 高台裏です。本物は黒釉がはげ落ち、茶色い胎土が見えています。またこのような光沢は一切失われております。 ![]() 堂々としたシンメトリーの利休形は長次郎の最高傑作になります。 (写真では口部に向かって広がってるように見えますが、これは斜め上からの写真ゆえです) 陶歴 楽焼窯元三代 昭楽 当昭楽は祖父の代よりこの楽焼に従事し、京都清水坂に築窯、茶道具専門に製造販売せし処、昭和一九年亀岡矢田神社の畔に移住 出口王仁三郎師、 大徳寺元管長 小田雪窓師の知遇を得て再び開窯、現在に至る 昨今茶道隆盛をきわめ、土と火と水と共に一〇〇年斯道にまい進 大方諸賢の知られる処ますますご愛顧の程を 楽焼 窯元 佐々木 昭楽 下記は佐々木昭楽さん御自身の注意書きより引用 楽焼作品ご使用上の注意 (特に楽茶碗は下記にご注意下さい) 使用前に水あるいはぬるま湯に浸けて下さい。新しい茶碗は一、二分、使い慣れた茶碗で三〇秒も浸ければよいでしょう。これは清潔を保ち、茶碗が汚れにくくなるのと同時に破損を防ぐ為でもあります。 使用した茶碗をしまう時には、水気をふき取り十分乾かして下さい。季節にもよりますが、一週間程度は箱等にお仕舞いにならず、水屋にて乾かして下さい。水気を含んだまま箱にお仕舞いになると、茶碗を傷め、湿気た臭いが茶碗に移ってしまうのでご注意下さい。万一、茶碗に臭いがついた場合は、その茶碗で毎日お茶を点てることで対処できます。一週間ほど点てて頂きますと自然と臭いは取れてきます。それでも臭いが気になる場合は、お買い求め店へご相談下さい。楽茶碗は荒い素地を使用した柔らかい焼きものです。そのため、湯がにじみ出ることがあります。また、酸気に弱い為、酸味の食品(梅干、酢の物等)を盛り付けたり、入れ置かないで下さい。 楽焼は主に茶道具として作られた焼き物です。食卓用食器としはご使用にならないで下さい。 (鋏(ヤットコ)のはさみ跡) 楽茶碗、特に黒楽は、鋏(ヤットコ)ではさんだ跡がくっきり残ります。高温の窯中より鋏ではさみ出す事により必ず残るもので、利休・長次郎の時代より今日まで変わる事無く続く焼成方法により残る跡です。侘茶の足跡としてお使い頂ければ幸いです。 ★京焼・清水焼専門店〜京の器や・夕庵〜★ ![]() ブログランキング参加中。ワンクリックお願いいたします。 ↓↓↓↓↓↓ ![]() |
これからも時を重ねて育まれた京焼・清水焼ならではの雅な意匠と、職人の手技を次の世代に伝えて行きたいと思います。 谷口松韻堂 京都市東山区清水3−319 TEL/FAX 075-561-8520 営業時間 9:00〜18:00 定休日 無休 松韻堂の商品買うなら、 松韻堂ドットコムへ。 こちらもよろしくおねがいします。 松韻堂 Yahoo!店 松韻堂 楽天市場店 ●谷口松韻堂の地図 ●お問い合わせはこちらへ
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