利休七種写し茶碗『東陽坊』
昭楽作利休七種茶碗写しのひとつ『東陽坊』を紹介します。
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2006年04月21日(Fri)
利休七種写し茶碗『東陽坊』
![]() 楽家の長次郎が作ったなかでも銘品の誉れ高い長次郎七種茶碗の1つ、東陽坊(とうようぼう)を紹介します。有名な長次郎七種茶碗ですが、利休とゆかりがあったことから、利休七種とも呼び、それぞれに利休と深い関わりを持ち、利休逸話を与えられています。 ![]() 本作『東陽坊』は楽焼窯元昭楽作の写しで、利休七種のうち3種の黒楽の1つです。本物は重要文化財にもなっており、完品で現存しています。東陽坊の名の由来は京都は建仁寺真如堂の僧で利休の高弟でもあった東陽坊長盛という実在の人物から取られています。 ![]() 桃山時代に建仁寺の僧、東陽坊が愛用した長次郎作の茶碗はこんな感じだったのでしょうか?またこのように現代の照明の下、白日に晒される楽茶碗は本当の姿なのでしょうか? ![]() 東陽坊は長次郎の他の茶碗にはない独特の形をしています。口縁内側は削りこんで薄く揺れており、外側に煎茶碗のように反り返っています。 ![]() もう一つの特徴は高台の作りです。土見せは無く黒釉が内部までかかり、畳付けが大変幅広く取られています。このような高台は本作以外には見たことがありません。五徳跡が残っています。 ![]() 余談ですが写真では右下に見えるヤットコ跡も楽家のものは通常正面に来るんだそうです。建仁寺には東陽坊と名の付いた茶室が移築されており、秀吉の北野大茶会の副席として東陽坊長盛が担当したと伝えられています。 陶歴 楽焼窯元三代 昭楽 当昭楽は祖父の代よりこの楽焼に従事し、京都清水坂に築窯、茶道具専門に製造販売せし処、昭和一九年亀岡矢田神社の畔に移住 出口王仁三郎師、 大徳寺元管長 小田雪窓師の知遇を得て再び開窯、現在に至る 昨今茶道隆盛をきわめ、土と火と水と共に一〇〇年斯道にまい進 大方諸賢の知られる処ますますご愛顧の程を 楽焼 窯元 佐々木 昭楽 下記は佐々木昭楽さん御自身の注意書きより引用 楽焼作品ご使用上の注意 (特に楽茶碗は下記にご注意下さい) 使用前に水あるいはぬるま湯に浸けて下さい。新しい茶碗は一、二分、使い慣れた茶碗で三〇秒も浸ければよいでしょう。これは清潔を保ち、茶碗が汚れにくくなるのと同時に破損を防ぐ為でもあります。 使用した茶碗をしまう時には、水気をふき取り十分乾かして下さい。季節にもよりますが、一週間程度は箱等にお仕舞いにならず、水屋にて乾かして下さい。水気を含んだまま箱にお仕舞いになると、茶碗を傷め、湿気た臭いが茶碗に移ってしまうのでご注意下さい。万一、茶碗に臭いがついた場合は、その茶碗で毎日お茶を点てることで対処できます。一週間ほど点てて頂きますと自然と臭いは取れてきます。それでも臭いが気になる場合は、お買い求め店へご相談下さい。楽茶碗は荒い素地を使用した柔らかい焼きものです。そのため、湯がにじみ出ることがあります。また、酸気に弱い為、酸味の食品(梅干、酢の物等)を盛り付けたり、入れ置かないで下さい。 楽焼は主に茶道具として作られた焼き物です。食卓用食器としはご使用にならないで下さい。 (鋏(ヤットコ)のはさみ跡) 楽茶碗、特に黒楽は、鋏(ヤットコ)ではさんだ跡がくっきり残ります。高温の窯中より鋏ではさみ出す事により必ず残るもので、利休・長次郎の時代より今日まで変わる事無く続く焼成方法により残る跡です。侘茶の足跡としてお使い頂ければ幸いです。 ★京焼・清水焼専門店〜京の器や・夕庵〜★ ![]() ブログランキング参加中。ワンクリックお願いいたします。 ↓↓↓↓↓↓ ![]() |
これからも時を重ねて育まれた京焼・清水焼ならではの雅な意匠と、職人の手技を次の世代に伝えて行きたいと思います。 谷口松韻堂 京都市東山区清水3−319 TEL/FAX 075-561-8520 営業時間 9:00〜18:00 定休日 無休 松韻堂の商品買うなら、 松韻堂ドットコムへ。 こちらもよろしくおねがいします。 松韻堂 Yahoo!店 松韻堂 楽天市場店 ●谷口松韻堂の地図 ●お問い合わせはこちらへ
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