利休七種茶碗写し『木守』
昭楽作利休七種茶碗写しのひとつ『木守』を紹介します。
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2006年04月20日(Thu)
利休七種茶碗写し『木守』
![]() 楽家の長次郎が作ったなかでも銘品の誉れ高い長次郎七種茶碗の1つ、木守を紹介します。有名な長次郎七種茶碗ですが、利休とゆかりがあったことから、利休七種とも呼び、それぞれに利休と深い関わりを持ち、利休逸話を与えられています。 ![]() 本作『木守』は楽焼窯元昭楽作の写しで、利休七種のうち4つ含まれる赤楽茶碗の1つです。木守の名前の由来はかつて利休が長次郎の作った数十個の茶碗を並べて、門人に選び取らせたところ、この茶碗1つだけが残ったことから『木守』と名付けたとされています。木守(きまもり)とは秋の木の柿の実を取り終えた後、また来年も実るように祈って、1つだけ実を取り残しておくことを木守といいます。本物は大正時代、関東大震災で大災に遭い、幸い形だけは残った物の丹彩な赤楽釉は窯変してしまったそうです。 ![]() 単赤の土を活かした朱色の素地には正面に黒い斑が斜めに三カ所現れています。 ![]() 土見せ部分はなく掻きむしったような高台は本物にも有るのでしょうか? ![]() 引き締まった小ぶりな寸法には特に目立った作為は感じ得ません。 陶歴 楽焼窯元三代 昭楽 当昭楽は祖父の代よりこの楽焼に従事し、京都清水坂に築窯、茶道具専門に製造販売せし処、昭和一九年亀岡矢田神社の畔に移住 出口王仁三郎師、 大徳寺元管長 小田雪窓師の知遇を得て再び開窯、現在に至る 昨今茶道隆盛をきわめ、土と火と水と共に一〇〇年斯道にまい進 大方諸賢の知られる処ますますご愛顧の程を 楽焼 窯元 佐々木 昭楽 下記は佐々木昭楽さん御自身の注意書きより引用 楽焼作品ご使用上の注意 (特に楽茶碗は下記にご注意下さい) 使用前に水あるいはぬるま湯に浸けて下さい。新しい茶碗は一、二分、使い慣れた茶碗で三〇秒も浸ければよいでしょう。これは清潔を保ち、茶碗が汚れにくくなるのと同時に破損を防ぐ為でもあります。 使用した茶碗をしまう時には、水気をふき取り十分乾かして下さい。季節にもよりますが、一週間程度は箱等にお仕舞いにならず、水屋にて乾かして下さい。水気を含んだまま箱にお仕舞いになると、茶碗を傷め、湿気た臭いが茶碗に移ってしまうのでご注意下さい。万一、茶碗に臭いがついた場合は、その茶碗で毎日お茶を点てることで対処できます。一週間ほど点てて頂きますと自然と臭いは取れてきます。それでも臭いが気になる場合は、お買い求め店へご相談下さい。楽茶碗は荒い素地を使用した柔らかい焼きものです。そのため、湯がにじみ出ることがあります。また、酸気に弱い為、酸味の食品(梅干、酢の物等)を盛り付けたり、入れ置かないで下さい。 楽焼は主に茶道具として作られた焼き物です。食卓用食器としはご使用にならないで下さい。 (鋏(ヤットコ)のはさみ跡) 楽茶碗、特に黒楽は、鋏(ヤットコ)ではさんだ跡がくっきり残ります。高温の窯中より鋏ではさみ出す事により必ず残るもので、利休・長次郎の時代より今日まで変わる事無く続く焼成方法により残る跡です。侘茶の足跡としてお使い頂ければ幸いです。 ★京焼・清水焼専門店〜京の器や・夕庵〜★ ![]() ブログランキング参加中。ワンクリックお願いいたします。 ↓↓↓↓↓↓ ![]()
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