染付鯰(なまず)銅鑼鉢

林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢を紹介します。




2006年02月02日(Thu)
染付鯰(なまず)銅鑼鉢
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
宇治炭山に工房を持つ五条坂の林林山のご子息、林淳司さんとその奥様奈緒子夫人による合作の器を紹介します。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
染付のなまずが描かれた銅鑼鉢です。大きな太鼓の銅鑼(どら)に似せた形の内側には躍動する鯰が描かれています。
陶器の染付にあたる本品の器体は信楽の鉄分を含んだ赤い土に白い化粧土をかけた粉引の器です。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
ところどころ赤い斑点があるのは焼成時の窯の窯変で、偶然によるところが多いです。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
上を見上げた動きのあるなまずの表情は絵心のある奈緒子夫人による絵付けです。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
地震の起きる前兆を描いた物でしょうか、波がたち、なまずが上下する動きのある様子が描かれています。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
高台にはうっすらと汚れよけに水薬がかかっています。もともと日本人にとってナマズは地震予知に使われたり、妙心寺で見られる瓢鮎図など、なじみの深い生き物で、食用にもされてきました。
林淳司・奈緒子作染付なまず絵銅鑼鉢
なまずの特徴ある姿と器の形状がマッチした見る側にとっても楽しく、使い手にとっては想像力をかき立てられる逸品です。
染付鯰(なまず)銅鑼鉢 28,000円  購入数


陶歴

林淳司
1970年 京都市生まれ
1992年 京都精華大学陶芸科卒業
1995年 同大学助手 終了
1996年 宇治市炭山にて作陶開始

林奈緒子
1971年 伊丹市生まれ
1993年 京都精華大学陶芸科卒業
1994年 同大学研究科卒業
1995年 伊丹市在住 馬川晴美先生に師事
1997年 京都府陶工学校図案科卒業

視覚で楽しみ、感覚で温かさを感じるような器つくりを目指しています。


   


創業安政2年(1855年)
これからも時を重ねて育まれた京焼・清水焼ならではの雅な意匠と、職人の手技を次の世代に伝えて行きたいと思います。

谷口松韻堂
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