古川利男作青磁菓子鉢

清水焼の窯元利宋窯古川利男作青磁菓子鉢を紹介します。




2006年07月18日(Tue)
古川利男作青磁菓子鉢
古川利男作青磁菓子鉢 清水焼窯元利宋窯、古川利男さんの青磁の菓子鉢です。青瓷と青磁の漢字にもこだわって焼かれている古川さんらしい作品で、青磁の中でも氷裂紋とも呼ぶ、亀甲貫入青磁にあたります。
古川利男作青磁菓子鉢器の縁は青磁特有の花びら形になるようにロクロ挽き後、変形させてあります。今回、紹介するのは緑色をしていますが、青色の物もあります。器の緑色は釉薬の色だと勘違いされる方も多いのですが、実は土の色も大いに関係しております。違う色の土でこの釉薬を掛けて焼くと別の発色になります。
古川利男作青磁菓子鉢表面に見られる氷の裂け目のような貫入は焼成の際、釉薬がいったん膨張するが冷めると収縮するので、その土と釉の収縮率の違いから生まれます。長石の成分が多い証拠でもあります。表面に見られる赤い筋は、焼成後、弁柄を擦り込んであえて貫入を強調する技法です。黒く強調したい場合は墨汁なども使います。
古川利男作青磁菓子鉢青磁の場合、釉薬を厚掛けするのが基本ですが、氷裂系の場合、より一層厚掛けが求められます。そうしないとこのような複雑な貫入は産まれません。

また青磁を作る場合、焼成と同時に土の選定にも重要です。この窯の場合、キメが細かく、鉄分の量の多い土を使っています。

直径17cm×高さ7.5cm 重さ625g 化粧箱
売り切れました。再入荷の予定はありません。
古川利男作青磁菓子鉢 7,800円  購入数

陶歴 古川利男

昭和24年(1949)、生まれ。
京都出身。
大阪芸大クラフトデザイン科卒。
のち、京都陶工職業訓練校、工業試験場技能養成本科修了。
昭和50年(1975)、独立。
京展、日本工芸会近畿支部展、日本伝統工芸展入選

日本工芸会正会員

京焼・清水焼専門店〜京の器や・夕庵〜









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